五良大甫 呉祥瑞造 瓢形徳利一対Sold Out


五良大甫 呉祥瑞造 瓢形徳利一対
高さ 18.3 cm 径 8cm
【五良大甫 呉祥瑞造】
中国明代末頃に焼成された染付磁器の一様式。器底に「五良大甫」「呉祥瑞造」の縦書き2行の染付銘があるところからこの名が起った。鞘形 亀甲 丸紋つなぎ 立涌 (たてわく) などの幾何学文様を鮮麗な青藍色の釉 (うわぐすり) で表わし 碗 皿 鉢など茶具類が多い。そのため日本の茶道関係者が中国に注文して作らせた特殊な磁器であったとする説もある。このような染付磁器類を祥瑞手 (で) と称する。祥瑞に赤 黄 緑などの上絵釉を併用したものを色絵祥瑞または祥瑞色絵と称し日本では染錦手 (そめにしきで) と呼ぶ。なお呉祥瑞 五良大甫などの銘については諸説があるがいずれも定かではない。